仕事が嫌になるときは、人のせいにしてしまう法則
2016/08/23
今、こんなになっているのは、あの上司のせい、あの人と一緒にいると、何もかもやる気がでない・・・。
仕事が嫌になっているのは、アイツのせい、アイツさえいなければ・・・。
人間て、仕事が上手くいかなくなると、どうしても人のせいにしてしまいますよね。
特に上司が無能だと、やる気がでなくなります。
もっといい上司がいれば、自分はバリバリ働けるのに!
私もそうでした。(苦笑)
今回は、仕事が嫌になるときは、人のせいにしてしまう法則についてお話します。

自分のやる気は、人に左右される?
あなたのやる気って、環境に左右されていないでしょうか?
とくに仕事に関しては、上司をリーダーとしてチームで動きます。
そんなとき、無能な上司だと、やる気が起こらないと思っていませんか。
なんなんだアイツは、○○さんが上司だったら、もっと自分もやる気が出たのに・・・。
みたいな・・・。
いえいえ、ちょっと待ってくだください!
本来やる気って、人に左右されないものです。
ですので、やる気が出ないのを人のせいにしている人は、たとえ望んだ上司の下でも、同じことの繰り返しです。
本当にやる気のある人は、例え嫌いな上司の下でも、バリバリ仕事します。
上司が無能とか、関係なく、自分でやる気スイッチを入れます。
やる気は、自分しだいということを知っているからです。
ですから、環境や人、時間などに左右されません。
人のせいにしていると、永遠にやる気がおこらない。
マザー・テレサを御存じでしょうか?
カトリック教の修道女であり、社会活動家です。
そんなマザー・テレサが、こんな言葉を残しています。
「リーダーシップがある指導者をまっていてはいけない。一人でもやるのです。」
やる気が出ないのを、人のせいにしてはいけないのです。
「勉強ができないのは、親のせい」
「周りが怠けているから、自分も怠けよう」
「こんな世の中では、やる気になれない」
自分がやる気が出ないのを、人のせいにしているうちは、いつまでたっても、やる気なんて出てきません。
一生、グチグチ、人の悪口を言うだけで、前に進まず止まっているだけです。
やる気に満ちた人になるために
そんなことをいっても、やる気になんて、なかなかなれないよ。
と思うかもしれません。
そんなときは、やる気を強制的に出す方法を試してみましょう。
外的統制
外的統制とは、外的な要因で自分の気持ちをコントロールすることです。
例えば、受験生が夏休み塾の合宿に参加することなどが、外的統制になります。
合宿にいくと、スケジュールで、なかば強制的に勉強するようになります。
また、自宅で仕事をしている人が、自宅ではやる気が出ないので、スタバでコーヒーを飲みながら仕事をするのも、外的統制になります。
自宅は、好きなようにできるので、外的統制が効きませんが、スタバの場合、周りの目があり、それが外的統制になります。
よくいますよね、スタバでノートパソコンを開いて、仕事している人が。
人が見ているところで、怠けるわけにはいかない。
一生懸命働いている姿を、周りに見せないと、そんな意識が働きます。
これらが外的統制です。
ですので、やる気が出ないときは、外的統制を自分なりに工夫して、やる気につなげていくことができます。
内的統制
内的統制とは、自分の意志のみで、やる気をコントロールすることです。
人から命令されたり、外的統制をうけなくても、自分の意志によって、仕事や物事に取り組んでいくことができます。
歴史に名を残すような人は、例外なく内的統制の能力が優れている人です。
しかし、この内的統制は、自分で何とかできるものではありません。
育ってきた環境・性格が左右します。
また、この内的統制が強い人は、物事の失敗に対して落ち込みやすいという欠点があります。
上手くいかなかったのは、自分の努力が足りなかったから、と考えるからです。
つまり、全ての事柄を自分自身に結びつけて考えるので、深く考え落ち込み、やる気を失うのです。
小説家の北条民雄は、
「意志の強い人ほど、それに比例して絶望も大きい」と言いました。
内的統制の強い人ほど、自分の責任を強く感じ、深く落ち込むということです。
内的統制が強い人は、失敗したときは、「こんな時もあるさ」みたいに、軽く考えていきましょう。
まとめ
何でも人のせいにしていると、自分自身のやる気が出てきません。
やる気は、自分しだいで、どうにでもなるものです。
人のせいにしていると、ネガティブな感情が高まります。
ネガティブは、どんどんやる気をなくしていきます。
反対に、やる気はポジティブです。
ポジティブは、どんどんやる気を起こしてくれ、いいことがたくさん起こります。
仕事が嫌になるときは、人のせいにしてしまわず、自分しだいでどうにでもなるので、ポジティブに考え、進んでいきましょう。
仕事が嫌になるときは、人のせいにしてしまう法則は以上になります。
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